第1条 コンソーシアムの名称
本コンソーシアムをSpecC Technology Open Consortium(STOC)と呼ぶ。またSpecCは単独で用いることは無く、SpecC言語やSpecC Technology のように他の言葉と合わせて用いる。
第2条 コンソーシアムの目的
STOCの目的は、組み込みシステム設計方法論の提案と、C言語などを基礎にした組み込みシステムの仕様記述言語、およびそれを用いた仕様データ・フォーマットの標準化、啓蒙、普及とする。なお組み込みシステム仕様記述言語の検討は、カリフォルニア大学アーバイン校で開発されたSpecC言語を基礎にして行う。
第3条 コンソーシアム活動のスコープ
STOCでは以下の活動を行う。
(1) 組み込みシステム設計方法論の策定と提案。
(2) 組み込みシステム設計環境のガイドライン策定。組み込みシステム仕様記述言語の仕様策定と公開。
(3) 組み込みシステム仕様記述言語を利用するツールを接続するためのデータフォーマット仕様の策定と公開。
(4) 組み込みシステム設計方法論および組み込みシステム仕様記述言語関連技術の啓蒙のための各種セミナーの開催と出版活動。
(5) その他、STOCの目的を実現する上記以外の活動の企画と実施。
第4条 メンバーの資格と入退会
4.1 入会および退会
STOCの活動を実施できるとみなせる団体・個人は、別に定める入会届に必要事項を記入し、第7条第1項に定める企画・運営委員会に届け出て承認を得ることにより、だれでも参加することができる。STOCのメンバーは、STOCを退会する場合、その60日より前に書面を通じて第7条第1項に定める会長に通知しなければならない。
4.2 除名
STOCは、本規定に従わないメンバー、およびSTOCの名誉を著しく傷付ける、あるいはSTOCの目的に反する行為のあるメンバーを、企画・運営委員会の議決によって除名することができる。
4.3 会員
STOCの会員は、個人または団体で、団体の場合は既存組織のどのような単位であっても良い。ただし、単一の既存組織から登録できる投票権のある会員の最大数は5つとする。また、投票権のある会員が複数のSTOC会員の一員になることはできない。(2001年1月30日追加、2001年6月28日修正)
第5条 メンバーの種類と権利・義務
STOCに一般メンバー、学術メンバーおよび個人メンバーの3種類のメンバーを置く。メンバーは本会則の条項を守らなければならない。(2001年6月28日修正)
5.1会費
一般メンバーは、STOCにその運営資金として年会費を支払う。年会費は、STOCの運営状況に応じて企画・運営委員会が設定する。学術メンバーおよび個人メンバーは年会費を免除される。大学および国公立研究所は、学術メンバーになることができる、また任意の個人は定められた手続きを経て個人メンバーになることができる。(2001年6月28日修正)
5.2活動の提案
メンバーは、企画・運営委員会に対して、STOCの活動に関するいかなる提案もすることができる。
5.3情報の入手
メンバーは、STOCが生成するすべての情報を必要に応じて入手することができる。ただし、情報入手に必要な費用は、情報を入手するメンバーの負担とする。
5.4 会員資格の譲渡
メンバーは、STOCの会員資格を他に譲渡してはならない。
第6条 他の活動との関係
本規定は、メンバーのSTOC外でのいかなる活動も規制しない。
第7条 運営体制
7.1企画・運営委員会、事務局
STOCには、その代表責任者である会長、会長を補佐する副会長、STOCの運営状況を監査する監事、および総務、会計を担当する事務局を設ける。STOCの意思決定と運営は、会長、副会長、監事、本条第3項で定義するWGの主査と副主査、および企画運営委員会が推薦し総会で承認されたメンバーで構成する企画・運営委員会が責任を持って行う。企画運営委員会の委員長および副委員長は会長、副会長がそれぞれ務める。(2001年6月28日修正)
7.2 会長、副会長、監事の選出
会長、副会長、監事は企画・運営委員会の推薦と総会におけるメンバーの承認によって決まる。会長、副会長、監事の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、初代の会長は、田丸喜一郎(東芝)、副会長は、国峯幸雄(ガイオ・テクノロジー)、村上丈示(富士通)、監事は、雨宮正明(エルミックシステム)、河原隆(アドバンスドデータコントロールズ)とする。
7.3 企画・運営委員会の職務
(1) 企画・運営委員会は、年1回定時総会を開催しなければならない。また、必要に応じて臨時総会を開催することができる。
(2) 企画・運営委員会は、総会で以下の項目の報告し、承認、審議を求めなければならない。
| (審議・議決事項) |
標準仕様の決定、会則および関連フォーマットの改訂。 |
| (承認事項) |
会長、副会長、監事、およびその他企画・運営委員会メンバーの選任、WGの設置・廃止、WG主査、副主査の任命、活動予定、公開情報の決定、活動状況、会計状況。 |
| (報告事項) |
事務局の交代、会員の増減。 |
(3)企画・運営委員会は必要に応じて、技術、管理、広報、渉外などの問題を調査および解決するWorking Group (WG)を設置し、その主査、副主査を任命することができる。WG(の主査)は、その活動報告を企画・運営委員会に対して行うとともに、問題解決などに関する提案を行わなければならない。
7.4 総会
総会は、STOCの運営、決定などの議論と、企画・運営委員会決定の報告・承認・議決の場であり、一般、学術メンバーに属する者(代理出席および複数人数の出席も可)あるいは個人メンバーのみが出席できる。(2001年6月28日修正)
(1) 総会における投票権は、一般メンバー毎に1票とする。
(2) 総会の議決は、総会出席メンバーの過半数の賛成によって、または、企画運営委員会の電子メイルによる投票依頼の発送後3週間以内に企画運営委員会に集まった有効な投票の過半数の賛成によって成立する。(2000年1月30日変更)
第8条 経費
総会、セミナーや展示会、資料発行に関する費用は受益者負担とする。
年会費および各種イベント参加費等の剰余金は事務局の運営費用に充当する。
内規
1.旅費の支給
学術メンバーあるいは個人メンバーがWG等の活動に参加するのを支援するため、STOCは実際にかかった額を超えない範囲で、最大5万円/1回までの旅費を支払うことができる。(2001年1月30日追加、2001年6月28日修正)